wasabitan’s blog

読んだ本と撮った写真記録する気まぐれな日記です。

読書の秋その66。「翼をください 上」

kindle本についての補足

※本書は、二〇〇九年九月に毎日新聞社より刊行された単行本を上、下に分冊し、文庫化したものが底本です。引用:Amazon

  • 発売日 2015/6/25 
  • 読み終えるのにかかった時間 3時間

 

新聞記者の翔子は、資料室で1939年に世界初の世界一周を成し遂げた「ニッポン号」の写真を見つけた。翔子はプロジェクトにカメラマンとして参加していた男を追って、カンザスへと飛ぶが……。引用:Amazon

朝晩と寒くなりだいぶ秋めいて来ましたが、なんとなくまだまだ半袖でいけるような気がする今日この頃ですね。

読書の秋ですが最近ペースが相変わらず落ち気味です。

本を開くまでが大変なんです・・・。読み始めてしまうとスラスラとペースができるのですが、それと最近どんな本を読みたいのか自分がわかっていないので本を探すのが面倒と言いますが←これ言っちゃうからペースが落ちるんですが笑。

 

なのでkindle本ばかり読んでいます。その場で検索→その場でダウンロードの流れが便利すぎちゃうんです。

そしてなくさない栞がべんり。

 

ってことで今回は気になった原田マハさんの「翼をください」でした。

上・下で別れているところがハードル高そうだなと思っていてなかなか決断できなかったのですが、読み始めたらこれは上下に渡る物語だろうなと妙に納得してしまいました。

 

上から下の流れがもうあっという間です。

読んでいる間は飛行機に乗っている様であっという間に読み終えてしまいました。

 

事実に基づくフィクション?

第二次世界大戦前に日本にこんな壮大な出来事があったなんて知りませんでした。

この話を知ってよかったと思いました。

恥ずかしながらこの本を読まなければこの先知ることがなかったのではと思ってしまいました。

 

上はアメリカの女性パイロットの話中心ですがこれもまた実際に存在した人物がモデルになっています。

この女性パイロットの存在も知らなったのでまるで歴史の勉強をしているような気分でした。

本を読みつつwiki検索が忙しい笑。

次回「下」のレビューに続きます・・・。

 

 

 

読書の秋その65。「海を抱いたビー玉」

  • 著者 森沢明夫
  • kindle 238ページ
  • 発売日 2009/2/11 
  • 読み終えるのにかかった時間 3時間

「心」を持ったボンネットバスの奇跡の旅。

運転手の親子に愛されたことで「心」を持った瀬戸内海の小さな島のボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、時代を超え、運命に導かれながら旅をしていくファンタジー
旅は、懐かしい昭和40年代の瀬戸内海の島から、大震災に見舞われた山古志村へ……。
少年と、バスと、少年の心を持った魅力的な大人たちが、「生きることの美しさ」を優しく語りかけてくれる、事実をもとに描いた奇跡と感動の物語。驚きのラストに、あなたもまちがいなく「幸せのため息」をつくことでしょう。 引用:Amazon

久々に森沢先生の作品を読みました。

最近は読書から遠ざかったてしまいました。久々に読書をしようと思ったときにやっぱり森沢先生がいいなぁと思い前々から気になっていた「海を抱いたビー玉」にしました。

表紙の絵がきれいでとても気になっていました。

半分フィクション半分ノンフィクション?

不思議な感覚になる本でした。

この本に出てくる「福山自動車時計博物館」にびっくりしました。

開かずの金庫を開けるようなTV番組で見た気がする!!

っと途中テンションが上がってしまい。本を読んでる途中でいろいろ検索してしまいました笑。

やっぱり森沢先生最高です。

そしてこの本を通して「大切にした物には魂が宿る」の言葉に考えさせられました。

ほんとにその通りですね。

ボンネットバス達の会話もなんだか可愛らしくていろんな視点から話が作られててあっという間に読み終えてしまいました。

今回もスキマ時間に心が癒やされました。

 

PENTAX k100dsuperで撮る日常。「上高地、飛騨」

  • 撮影機種 pentax k100dsuper
  • レンズ SIGMA DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
  • センサー APS-C CCD
  • 素数 610万画素
  • 発売日 2007/7/12

上高地は川も山も写真を見ての通り本当に綺麗でテンションが上がり、同じような写真ばかり撮ってしまいました。

 

人はかなり多くてまさかこんな山奥に人がこんなに!?ってくらいたくさんの観光客で賑わっていました。

日本人より外国人の方が多かった気がします。

k100d superを買ってから初めてというくらいバシャバシャ写真を撮りまくり、ccdセンサーの本領発揮でした。実際PCに取り込んで写真を見ると感動しました。

2007年発売の機種とは思えない写りのよさで鳥肌ものです。

前からセンサーのゴミが気になっていたのでクリーナーキッドを買って自力でクリーニングしてみましたがこちらもきれいにゴミがなくなっていたのでテンション上がりました。

 

白川郷では曇り空だった為、満足な写真が有りませんでした。

白川郷もとにかく観光客がわんさかいて、車も大渋滞ですごい賑わいでした。

こちらに住まわれている現地の方はこれが日常なので大変なんだろうなと思ってしまいなんだか切なくなってしまいました。

公衆便所も残念なことに目を背けたくなるような状況でした...

現地の方が掃除してくれてるのかと思うとこれもまたとても切ない気持ちになります。

宿泊先の高山市内では「高山陣屋」の見学をしました。

結構見るとこ満載の場所でした。

歴史好きや昔の建物が好きな方にはたまらない場所だと思います。

この度の一番お気に入りの写真は高山陣屋の和室の2枚の写真です。

k100d superだからここまで撮れるのだと確信しました。

設定はオートで補正もしてません。旅カメラには最高です。

2日間、持ち歩いてもそんなに思いなとかは感じなくストレスもありませんでした。

電池もエネループの大容量タイプでしたが、2日間充電することもなく電池切れにもならず十分使えました。

k100d superに何も不満がない。

もうこのカメラしか出番がないんじゃないかと思ってしまいます笑。

カメラがあると旅行も楽しさ倍増です。

またどこかに行きたくなります。

 

 

 

 

ついにコロナに感染。

ついにコロナ陽性になってしまいました。

娘が突如の発熱から1日遅れで見事に感染、夜に渇いた咳がコンコン出るなと思ったら

次の日の朝38.3℃の発熱。

そこから抗原検査で陽性反応。

熱はそこから3日間38.0℃~39.7度まで上がったり下がったり。

体の節々は痛いし息苦しいし、インフルエンザの方が辛いのかなと予想はしていましが

インフルエンザの様に熱のピークが読めなく発熱期間が長く辛く感じました。

最高で39.7℃までいってこれでピークだと思っても、いったんは下がってもまでその辺まで上がるの繰り返しで特に夜にひどくなり辛かったです。

こんな熱の期間が3日続きました。

 

解熱してからは異常な喉の痛み。物を呑み込めなくほとんど食事が出来ない。

咳がひどくなり夜も寝れない。

発熱からまともに睡眠がとれませんでした。

回復しつつある現在でもなぜか寝つきが悪く、眠りが浅いです。

咳だけの症状ではなく下痢と頭痛が続き、治る気配もなく身体も異常なほどにだるい。

普通の風とはやはり少し違う感じがします。

そして今は味覚嗅覚障害が起きていて、特に嗅覚がひどいです。料理をしていても何も臭わない。これは異常です。

突然においと味に異変が起きて戸惑っています。

早く治ってほしい。そして咳も続いているのでこれも早く治ってほしい。

 

もうコロナにはなりたくないとつくづく感じた1週感でした。

 

皆さんも感染対策を怠らずに気をつけて過ごして下さい。。。

 

コロナ感染前に見たシュウカイドウとてもきれいでした。

そしていつものお蕎麦屋さん。おいしかったです。

早く味覚嗅覚が復活してまた食べに行きたいです。

 

読書の秋その64。「火のないところに煙は」

  • 著者 芦沢 央
  • kindle 225ページ
  • 発売日 2021/6/24 
  • 読み終えるのにかかった時間 2時間

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。忘れたいと封印し続けていた痛ましい喪失は、まさにその土地で起こったのだ。私は迷いながらも、真実を知るために過去の体験を執筆するが……。謎と恐怖が絡み合い、驚愕の結末を更新しながら、直視できない真相へと疾走する。読み終えたとき、怪異はもはや、他人事ではない――。(解説・千街晶之

引用:Amazon

読書はじめてから初の「ホラー」です。

季節的にいいかなぁと思って読んでみました。

オカルトが好きとか信じてるとか見えるとかではなくどちらかというと無縁なのですが

X(旧Twitter)でもよく見かけるので読んでみました。

不気味でゾワゾワする感じがなんとも言えませんでした。

夜読めない。怖くて一人では読めない。。。

って言うのが感想です笑い。

たまにはホラーもいいかもしれません。

怖いのになぜか読み進めてしまう面白さがありました。

そして最近、チビとんぼが多く飛んでいてとても気になります。

毎年飛んでいるのでしょうが今年は気になるくらい多く飛んでる気がします。

夏なのか秋なのがわからない気候で生き物もなにか異変を感じているのかな・・・。

 

 

読書の秋その63。「むらさきのスカートの女」

  • 著者 今村夏子
  • kindle 157ページ
  • 発売日 2022/6/7 
  • 読み終えるのにかかった時間 2時間
  • 芥川賞受賞作

「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。

引用:Amazon

Twitter(X)などでチラチラと見かけるんで前々から気になっていてやっと読むことができました。

ちょっと難しいというかよくわからないというか・・・なんとも言えない感じが芥川賞なのかな???

「黄色いカーディガンの女がむらさきのスカートの女をストーキング?」

こちらの作品を理解するに至らない私の煩悩さ・・・笑。

突然、エッセイに話が切り替わり心が切り替えられませんでした・・・。

話の内容も謎だし終わり方も謎。

芥川賞って難しい。修行が足りません。これを期に益々精進します笑。

 

読書の秋その62。「しろがねの葉」

  • 著者 千早茜
  • kindle 318ページ
  • 発売日 2022/9/29 
  • 読み終えるのにかかった時間 3時間
  • 第168回直木賞受賞作

 

戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山
天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。
しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。  引用:Amazon

やっと読めました。やっと順番回ってきました。

読んでみての正直な感想は「最初から最後まで辛い・・・」

これが正直な感想です。生きるということは・・・壮大過ぎました。

何とも言えない壮絶さが読んでいて辛くなりました。

読んでみないとわからないつらさが有ります。

そして出てくる漢字が難しい。いろんな意味で辛かった笑。

もっと年を重ねてから読むのもいいかもしれません。