wasabitan’s blog

読んだ本と撮った写真記録する気まぐれな日記です。

読書

読書の春その77。「傲慢と善良」

著者 辻村深月 長編 単行本 416ページ 発売日 2019/3/5 読み終えるのにかかった時間 5時間 婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩み…

読書の春その76。「世界一面白くてお金になる経済講座」

南 祐貴(セカニチ) 単行本 192ページ 発売日 2022/3/30 読み終えるのにかかった時間 2時間 https://amzn.to/3HWexbu 世界一面白くてお金になる経済講座――知識ゼロからはじめる投資のコツ 作者:南 祐貴 ダイヤモンド社 Amazon タイトル通り面白…

読書の春その75。「眠れない夜は体を脱いで」

著者 彩瀬まる 連続短編 単行本 256ページ 発売日 2020/10/22 読み終えるのにかかった時間 3時間 自分の顔がしっくりこない男子高校生。五十過ぎに始めた合気道で若い男の子とペアを組むことになった会社員。恋人の元カノの存在に拘泥する女子大…

読書の春その73。「猫のお告げは樹のしたで」

著者 青山美智子 連続短編 文庫本 368ページ 発売日 2020/6/4 読み終えるのにかかった時間 4時間 『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞した青山美智子の2作目が待望の文庫化。失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神…

読書の冬その72。「十戒」

著者 夕木春央 単行本 303ページ 発売日 2023/8/9 読み終えるのにかかった時間 5時間 殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。浪人中の里英は、父と共に、叔父が所有していた枝内島を訪れた。島内にリゾート施設を…

読書の冬その71。「近畿地方のある場所について」

著者 背筋 単行本 344ページ 発売日 2023/8/30 読み終えるのにかかった時間 4時間 情報をお持ちの方はご連絡ください近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました 引用:Amazon 近畿地方のある場所に…

読書の冬その70。「リカバリーカバヒコ」

著者 青山美智子 単行本 240ページ 発売日 2023/9/21 読み終えるのにかかった時間 3時間 5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部…

読書の冬その68。「かんむり」

著者 彩瀬まる 単行本 248ページ 発売日 2022/9/14 読み終えるのにかかった時間 3時間 「私たちはどうしようもなく、別々の体を生きている」夫婦。血を分けた子を持ち、同じ墓に入る二人の他人。かつては愛と体を交わし、多くの言葉を重ねたのに…

読書の秋その67。「翼をください 下」

著者 原田マハ kindle 265ページ kindle本についての補足 ※本書は、二〇〇九年九月に毎日新聞社より刊行された単行本を上、下に分冊し、文庫化したものが底本です。引用:Amazon 発売日 2015/6/25 読み終えるのにかかった時間 3時間 空を駆けるこ…

読書の秋その66。「翼をください 上」

著者 原田マハ kindle 254ページ kindle本についての補足 ※本書は、二〇〇九年九月に毎日新聞社より刊行された単行本を上、下に分冊し、文庫化したものが底本です。引用:Amazon 発売日 2015/6/25 読み終えるのにかかった時間 3時間 新聞記者の翔…

読書の秋その65。「海を抱いたビー玉」

著者 森沢明夫 kindle 238ページ 発売日 2009/2/11 読み終えるのにかかった時間 3時間 「心」を持ったボンネットバスの奇跡の旅。運転手の親子に愛されたことで「心」を持った瀬戸内海の小さな島のボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不…

読書の秋その64。「火のないところに煙は」

著者 芦沢 央 kindle 225ページ 発売日 2021/6/24 読み終えるのにかかった時間 2時間 「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。忘れたいと封印し続けていた痛ましい喪失は、まさにその土地で起こったのだ。私…

読書の秋その63。「むらさきのスカートの女」

著者 今村夏子 kindle 157ページ 発売日 2022/6/7 読み終えるのにかかった時間 2時間 芥川賞受賞作 「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだ…

読書の秋その62。「しろがねの葉」

著者 千早茜 kindle 318ページ 発売日 2022/9/29 読み終えるのにかかった時間 3時間 第168回直木賞受賞作 戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてら…

読書の秋その61。「リボルバー・リリー」

リボルバー著者 長浦 京 kindle 565ページ 発売日 2019/3/15 読み終えるのにかかった時間 8時間 小曽根百合――実業家・水野寛蔵の下、幣原機関で訓練を受け、16歳で実地任務に投入。東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与し、各国大使館から「…

読書の夏その60。「最大化の超習慣 堀江式 完全無欠の仕事術」

最大化の著者 堀江貴文 kindle 167ページ 発売日 2022/1/28 読み終えるのにかかった時間 2時間 成功を勝ち取るのに、特別な能力はいらない。ポイントは「手持ちの能力」の最大化だ!●アイデア ●集中力●マルチタスク ●時間管理あなたのパフォーマ…

読書の夏その59。「稲荷山誠造 明日は晴れか」

著者 香住泰 長編 kindle 321ページ 発売日 2015/4/18 読み終えるのにかかった時間 4時間 書店員が「世に出したい」作品を選ぶエンタメ小説新人賞第1回 本のサナギ賞優秀賞受賞作品 関西の金融会社会長、稲荷山誠造(いなりやませいぞう)のもと…

読書の夏その58。「雨上がりの川」

著者 森沢明夫 長編 kindle 392ページ 発売日 2018/10/25 読み終えるのにかかった時間 3時間 出版社に勤める川合淳は、中学生の娘・春香がいじめをきっかけに不登校になったことに悩んでいた。さらに、妻・杏子がこの現状を打破しようと怪しげな…

読書の夏その57。「ヒカルの卵」

著者 森沢明夫 長編 kindle 390ページ 発売日 2015/12/15 読み終えるのにかかった時間 4時間 「俺、店を出すぞ」ある日、自称・ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。しかも、食事代は…

読書の夏その56「世界でいちばん透きとおった物語」

著者 杉井光 長編 文庫本 240ページ 発売日 2023/4/26 読み終えるのにかかった時間 3時間 大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。 女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人…

読書の夏その55。「たまちゃんのおつかい便」

著者 森沢明夫 長編 単行本 429ページ 発売日 2016/6/4 初版 重版2019/4/5『かたつむりがやってくる』改題 読み終えるのにかかった時間 4時間 「買い物弱者」に元気を届けたい!心温まる感動作!!!いちばん優しい人生の冒険小説大学を辞めて…

読書の夏その54。「津軽百年食堂」

著者 森沢明夫 長編 単行本 320ページ 発売日 2009/2/28 読み終えるのにかかった時間 3時間 ふるさと「弘前」を離れ、孤独な都会の底に沈むように暮らしていた陽一と七海。ふたりは運命に導かれるように出逢い、惹かれ合うが、やがて故郷の空へと…

読書の夏その53。「さいはての彼女」

著者 原田マハ 短編集 kindle 184ページ 発売日 2013/2/25 読み終えるのにかかった時間 3時間 25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢…

読書の春その52。「東京タワーが消えるまで」

著者 森沢明夫 長編 kindle 235ページ 発売日 2012/6/15 読み終えるのにかかった時間 3時間 私は佐倉すみれ、32歳、独身。大手レコード会社を辞めて自分でレコード会社を立ち上げた。独立してから予想以上に毎日忙いけど充実した日々を送ってい…

読書の春その51。「水曜日の手紙」

著者 森沢明夫 連続短編集 kindle 259ページ 発売日 2021/10/21 読み終えるのにかかった時間 3時間 水曜日の出来事を綴った手紙を送ると、見知らぬ誰かの日常が記された手紙が届くという「水曜日郵便局」。主婦の直美は、職場や義父母との関係で…

読書の春その50。「キッチン」

著者 吉本ばなな 長編 kindle 200ページ 発売日 1998/6/23 読み終えるのにかかった時間 2時間 唯一の肉親であった祖母を亡くし、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居することになったみかげ。日々の暮らしの中、何気ない二人の優…

読書の春その49。「やがて海へと届く」

著者 彩瀬まる 長編 単行本 226ページ 発売日 2016/2/3 読み終えるのにかかった時間 3時間 すみれが消息を絶ったあの日から三年。真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、…

読書の春その48。「ぷくぷく」

著者 森沢明夫 長編 単行本 289ページ 発売日 2019/11/27 読み終えるのにかかった時間 3時間 都内で一人暮らしをしている、恋に臆病なイズミ。引っ込み思案なのは誰にも明かしていない心と体に「傷」があったから。そんな彼女をいつも見つめてい…

読書の春その47。「六人の嘘つきな大学生」

著者 朝倉秋成 長編 単行本 304ページ 発売日 2021/3/2 読み終えるのにかかった時間 4時間 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカ…

読書の春その46。「大正浪漫」

著者 NATSUMI 長編 kindle 128ページ 発売日 2021/9/16 読み終えるのにかかった時間 2時間。 時翔のもとに届いた不思議な手紙。100年前を生きる千代子が書いたものらしい。思いがけず始まった〝文通〟で距離を縮めるふたりだったが――令和と大正、…