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著者 青山美智子
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連続短編
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文庫本 384ページ
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発売日 2021/4/7
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読み終えるのにかかった時間 4時間
主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。 引用:Amazon
「最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。」
その通りでした笑。
短編なのになぜか長編を読んでいるような不思議な感じになります。
青山さんのこういう仕掛けが大好きです。
本の隅々まで見ないと仕掛けを見落とします。
2、3回と繰り返して読んでまた、おもしろ発見できそうなお話しです。
実際、読みながら前に戻るを何回繰り返したか笑。
話の内容も全て素敵で癒されました。
全てが凄い本でした。これからも手元に大事に置きたいと思います。
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