wasabitan’s blog

読んだ本と撮った写真記録する気まぐれな日記です。

読書の春その31。「エミリの小さな包丁」

  • 著者 森沢明夫
  • 長編
  • kindle 343ページ
  • 発売日 2019/6/14
  • 読み終えるのにかかった時間 3時間
     
    信じていた恋人に振られ、職業もお金も、居場所さえも失った25歳のエミリ。
    藁をもすがる思いで10年以上連絡を取っていなかった祖父の家へ転がり込む。
    心が荒みきっているエミリは、人からの親切を素直に受け入れられない。しかし、淡々と包丁を研ぎ、食事を仕度する祖父の姿を見ているうちに、小さな変化が起こり始める。食に対する姿勢、人との付き合い、もののとらえ方や考え方……。周囲の人たち、そして疎遠だった親との関係を一歩踏み出そうと思い始める――。「毎日をきちんと生きる」ことは、人生を大切に歩むこと。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。
    引用:Amazon

     

森沢作品は「夏美のホタル」以来の2作目です。

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森沢さんの作品はとても読みやすいです。難しい言葉もなく、登場人物の会話もその場で一緒に話をしているかのような自然なんセリフばかり、、、

とても読みやすいので一気に読んでしまいました。

内容も心温まる内容で、素晴らしかったです。

読みやすいっ!!の一言に尽きます。

すっかり森沢作品のファンになりました。

次は何を読もうか、今から楽しみで仕方ありません。