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著者 彩瀬まる
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単行本 248ページ
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発売日 2022/9/14
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読み終えるのにかかった時間 3時間
「私たちはどうしようもなく、別々の体を生きている」
夫婦。血を分けた子を持ち、同じ墓に入る二人の他人。
かつては愛と体を交わし、多くの言葉を重ねたのに、今はーー。
夫が何を考え、どんな指をしているのかさえわからない。 引用:Amazon
久々に紙の本を読みました。
紙の本やっぱりいい。読んでるー!!って感じがします。
そして彩瀬まるさん久々でした。彩瀬まるさんの作品を読むといつも思うのですが
話の展開に大きな波があるわけではないのですが読んでいると静かな物語なのになぜが芯が深く心の深くに何かが刺さるような引き込まれる世界観があります。
この作品も自分に置き換えたらとか現実に起こりそうな話で
ドキドキしてしまう話でした。
最後はじんわり涙してしまいまだまだ話が続きてほしいと思ったところで終わりなところにもじんわりきました。
こんな人生ってほんとにそこの変にたくさんありそうで自分にもこれから訪れる可能性は否定できないといろいろ考えてしまいました。
歳を重ねるたびに何度も読み返したい一冊を見つけました。
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