wasabitan’s blog

読んだ本と撮った写真記録する気まぐれな日記です。

読書の冬その29。「よだかの星」

  • 作者 宮沢賢治
  • 短編童話
  • kindle 11ページ
  • 読み終えるのにかかった時間 20分
  • 「ああ、つらい、つらい。僕はもう虫をたべないで餓えて死のう。いやその前にもう鷹が僕を殺すだろう。いや、その前に、僕は遠くの遠くの空の向うに行ってしまおう。」みにくい姿のよだかは、他の鳥たちから嫌われ鷹にはおどされる。そしてそんな自分は虫を食べて生きていることに絶望し、空の向こうへと飛び立つが……。よだかの深い悲しみを描く宮沢賢治の名作童話の絵本。 引用:Amazon

なぜ、いきなりこれかと言うと「月曜日の抹茶カフェ」でこの童話が触れられていたので、恥ずかしくも幼少期にこの有名童話に出会えなかった為、40を過ぎた今、気になったので読みました。

とても切ない悲しい話でした。ですが、現代のいじめ問題につながる話じゃないかと思います。

よだかの苦しみは、今生きている特に若い子にも共通すると思います。

宮沢賢治はこの未来を見ていたのかな・・・と思ってしまいたした。

読み終えるまで短い時間でしたが、読み終えてから考える時間が長い話でした。