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著者 森沢明夫
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長編
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単行本 320ページ
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発売日 2009/2/28
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読み終えるのにかかった時間 3時間
ふるさと「弘前」を離れ、孤独な都会の底に沈むように暮らしていた陽一と七海。ふたりは運命に導かれるように出逢い、惹かれ合うが、やがて故郷の空へとそれぞれの切なる思いを募らせていく。一方、明治時代の津軽でひっそりと育まれた賢治とトヨの清らかな愛は、いつしか遠い未来に向けた無垢なる「憶い」へと昇華されていき……。桜の花びら舞う津軽の地で、百年の刻を超え、営々と受け継がれていく<心>が咲かせた、美しい奇跡と感動の人間物語。 引用:Amazon
前々から読みたいと思っていた森沢作品の一つです。
表紙がとても気になり「どんな話なんだろう。。。」とずーっときになっていました。
森沢先生の作品はいつも海が出てくるんですが、津軽の弘前が舞台になっていて海が出てこなく違和感が最初有りましたが、読み深めていくと津軽の弘前の話が濃すぎて違和感など忘れて一気に読んでしまいました。
この本で初めて知った「津軽蕎麦」。。。
あまりににも美味しそうに描かれてるので気になって気になって、本を読んで以来
「津軽蕎麦」検索が止まりません笑。
実際にある「津軽蕎麦」や「弘前さくらまつり」が出てくるのでフィクションだけど
リアリティのある話でした。
そのお祭りに行けば登場人物に会えそうな感じかするお話しでした。
「津軽蕎麦」いつか絶対食べたい!!
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